東京外国為替市場概況・10時 ドル円、買い先行

 5日の東京外国為替市場でドル円は買いが先行。10時時点では146.51円とニューヨーク市場の終値(146.47円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが先週末1日引けの水準より高い4.20%台で米レーバーデー休場明けの動意を再開。ゴトー日(5・10日)に絡んだドル買いも観測されたようで8月29日以来、1週間ぶりの高値146.62円までじり高となった。

 ユーロ円も底堅い。10時時点では158.13円とニューヨーク市場の終値(158.13円)と比べて横ばいだった。ドル円の動きに連動して158.22円まで上昇する場面があった。

 ユーロドルはやや重い。10時時点では1.0793ドルとニューヨーク市場の終値(1.0796ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇が重しとなり一時1.0789ドルまで下押した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.39円 - 146.62円
ユーロドル:1.0789ドル - 1.0798ドル
ユーロ円:158.03円 - 158.22円

(関口)
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