上海総合前場: 反落スタート、米株安を嫌気

 週明け25日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。中国政府による消費振興策への期待は強いものの、米連邦準備理事会(FRB)による高金利政策の長期化懸念を背景に前週末の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢となっている。

 指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.19%安の3126.56ポイントで推移している。セクター別では、証券と保険が全面安となっているほか、不動産開発や不動産サービスも安い。半面、電機や自動車部品、石炭などが買われている。

(小針)
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