株式明日の戦略-リスク回避ムードが強まり大幅安、陰線続きの流れが変わるかに注目
3日の日経平均は大幅に4日続落。終値は521円安の31237円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり159/値下がり1663。主力どころではソニーGや任天堂などゲーム株の一角が堅調。上期で増収増益を達成したしまむらが、利食い売りをこなしながらプラスを確保した。「政府クラウド」に国内勢で初参入すると報じられたさくらネットや、大口受注獲得を公表したタカトリが買いを集めた。
一方、INPEXやENEOSなど原油との連動性が高い銘柄が大幅安。神戸鋼やJFEHDなど鉄鋼株が軒並み安となった。為替は円安に振れたが輸出関連は弱い部類に入っており、トヨタが3%を超える下落。売買代金上位銘柄では、三菱商事や三菱重工などの下げも大きかった。下方修正を発表したネクステージが急落。上方修正を発表したダイセキ環境ソリューションは、買いが先行したものの失速して5%を超える下落となった。
本日はスタンダード市場に2銘柄が新規上場。西部技研は公開価格を小幅に上回る初値をつけ、終値も初値を小幅に上回った。ニッポンインシュアは公開価格を大幅に上回る初値をつけたものの、終値は初値を大きく下回った。
日経平均は大幅安。前日の急失速でセンチメントが悪化した後に米国株が微妙な反応となったことから、リスク回避の様相が強まった。米長期金利の上昇に対して、バリュー株の主力どころが強い売りで反応している。こうなると米国の長期金利が低下してこないと、日本株の強い反転は期待しづらい。本日、米国では8月のJOLTS求人件数が発表される。同指標が米金利の低下を促す展開に期待したいが、上昇要因となった場合には、引き続き厳しい展開が想定される。日経平均、TOPIXとも4日続落となる中で陰線が4本並んでおり、場中の動きが弱い。流れを変えるには、上昇・下落、どちらの場合でも、陽線を形成することができるかが注目される。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり159/値下がり1663。主力どころではソニーGや任天堂などゲーム株の一角が堅調。上期で増収増益を達成したしまむらが、利食い売りをこなしながらプラスを確保した。「政府クラウド」に国内勢で初参入すると報じられたさくらネットや、大口受注獲得を公表したタカトリが買いを集めた。
一方、INPEXやENEOSなど原油との連動性が高い銘柄が大幅安。神戸鋼やJFEHDなど鉄鋼株が軒並み安となった。為替は円安に振れたが輸出関連は弱い部類に入っており、トヨタが3%を超える下落。売買代金上位銘柄では、三菱商事や三菱重工などの下げも大きかった。下方修正を発表したネクステージが急落。上方修正を発表したダイセキ環境ソリューションは、買いが先行したものの失速して5%を超える下落となった。
本日はスタンダード市場に2銘柄が新規上場。西部技研は公開価格を小幅に上回る初値をつけ、終値も初値を小幅に上回った。ニッポンインシュアは公開価格を大幅に上回る初値をつけたものの、終値は初値を大きく下回った。
日経平均は大幅安。前日の急失速でセンチメントが悪化した後に米国株が微妙な反応となったことから、リスク回避の様相が強まった。米長期金利の上昇に対して、バリュー株の主力どころが強い売りで反応している。こうなると米国の長期金利が低下してこないと、日本株の強い反転は期待しづらい。本日、米国では8月のJOLTS求人件数が発表される。同指標が米金利の低下を促す展開に期待したいが、上昇要因となった場合には、引き続き厳しい展開が想定される。日経平均、TOPIXとも4日続落となる中で陰線が4本並んでおり、場中の動きが弱い。流れを変えるには、上昇・下落、どちらの場合でも、陽線を形成することができるかが注目される。