ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、軟調

 24日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは軟調。24時時点では1.0599ドルと22時時点(1.0615ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準となった。10月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が低調な結果となったことを受けて、NY勢参入後もユーロ売りが続いた。10月米PMI速報値が軒並み予想を上回ったことが伝わるとドル買いも優勢となり、23時30分過ぎに一時1.0591ドルと日通し安値を更新した。

 ドル円は小高い。24時時点では149.87円と22時時点(149.80円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。米PMI速報値の上振れを受けて一時149.93円と日通し高値を付けたものの、心理的節目である150円に近づくと、政府・日銀による為替介入への警戒感も高まるため上値は限定的だった。

 ユーロ円はさえない。24時時点では158.86円と22時時点(159.03円)と比べて17銭程度のユーロ安水準。低調なユーロ圏PMIが引き続き相場の重しとなり、一時158.75円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.32円 - 149.93円
ユーロドル:1.0591ドル - 1.0694ドル
ユーロ円:158.75円 - 159.92円

(中村)
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