米国債市場概況・1日 10年物国債利回り、4.73%に低下
1日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに大幅反発。表面利率3.875%の10年物国債利回りは前営業日比0.20%低い(価格は高い)4.73%で終えた。米財務省が発表した四半期定例入札の規模が予想を下回ったことや低調な米経済指標を受けて、買いが優勢となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を受けて、「利上げ局面の終了が近い」との見方が広がったことも相場の支援材料。
(中村)
(中村)