28日の主な要人発言(時間は日本時間)

28日06:59 トランプ米大統領
「ゼレンスキー・ウクライナ大統領は以前より落ち着いており、合意を望んでいるように見える」
「プーチン露大統領には攻撃をやめて、合意に達することを望む」

28日08:59 三村財務官
「米側から円高・ドル安が望ましいとの話はなかった」
「米財務長官の発言に関する報道は100%事実無根」

28日11:53 中国人民銀行(PBOC)副総裁
「一部の対外貿易企業は米国の関税により困難に直面しており、一部の雇用に影響が出ている」
「中国には雇用を支援するための十分な政策手段がある」
「適切な時期に預金準備率と金利を引き下げる」

28日12:25 国家発展改革委員会(NDRC)の趙副主任
「中国はエネルギーと食料の安定供給を保証する」
「米国は中国のエネルギー輸入において小さなシェアしか占めていない」
「米国からの穀物を購入しなくても中国の食料供給に影響はない」

28日14:54 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「フランスやヨーロッパで景気後退は見込んでいないと改めて強調する」
「欧州にはまだ利下げの余地がある」
「欧州において追加的なインフレは見られない」
「トランプ政権の政策はうまく機能していない」
「現在は非常に大きな経済的不確実性の時期にある」

28日15:23 クノット・オランダ中銀総裁
「トランプ関税によるリスクが不透明なため、次回のECB理事会は複雑なものになる」
「トランプ関税の影響は、短期的には需要ショックが優勢となり、インフレ率が低下するのは100%明らかだ」
 「ECBは中長期的なインフレリスクを注視している。長期的には、インフレリスクは明らかに上下の二面性がある」

28日19:18 赤沢経済再生相
「日米会談の詳細は調整中」
「一連の関税措置撤廃を強く求めるポジションには変わりない」
「関税以外に投資や経済的措置で折り合えないか探る」

28日21:08 ベッセント米財務長官
「我々は強いドル政策を堅持している」
「多くの国が、有効な提案をしてきている」
「欧州中央銀行(ECB)は、ユーロを下落させるために利下げを行うだろう」
「中国との通商交渉の過程はコメントできない」
「中国は、貿易摩擦を激化させたくないだろう」
「日本との通商交渉は実体のあるものだった」
「出来るだけ早く通商合意を締結したい。インドが最初の締結国になる見込み」

28日22:10 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「入手しているデータは、2025年第1四半期の緩やかな成長を示唆している」
「インフレ率は、我々の目標付近で推移する見通し」
「会合毎のアプローチが適切な金融政策を導き出す」

※時間は日本時間


(中村)
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