ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小高い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。24時時点では150.60円と22時時点(150.55円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りは4.58%台まで再び低下する場面があったものの、NY時間に入ってもドル買いの流れは継続。一時150.69円まで本日高値を更新した。なお、グールズビー米シカゴ連銀総裁は「インフレ率を下げることが最優先課題」「次回のFOMCまで時間があり、政策決定はデータ次第」などの見解を示した。

 ユーロドルは小安い。24時時点では1.0676ドルと22時時点(1.0679ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準となった。新規の手掛かり材料は乏しかったが、全般にドル高が進んだ流れに沿って1.0664ドルの安値まで下押しした。

 ユーロ円はもみ合い。4時時点では160.79円と22時時点(160.76円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。160.70円台を中心とした狭いレンジ内での上下が続き、相場は方向感が出なかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.94円 - 150.69円
ユーロドル:1.0664ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:160.43円 - 161.03円


(岩間)
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