9日の主な要人発言(時間は日本時間)

9日08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(10月30-31日分)
「物価目標実現を十分な確度持って見通せる状況になお至っていない、粘り強く金融緩和継続必要」
「YCCやマイナス金利、少なくとも2%目標を安定的に持続するために必要な時点まで継続方針」
「今後の賃上げ動向や賃金・物価の好循環を双方向からしっかり確認していく必要」
「2%目標にはまだ距離、YCCは運用修正しつつも枠組みは維持すべき」
「米長期金利上昇の影響で、日本の長期金利に想定外の上昇圧力掛かっている」

9日10:49 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「インフレとの戦いは続くため、金利は高止まりが必要」
「FOMCでは金利据え置きを支持」

9日13:27 植田日銀総裁
「(物価目標の実現判断で)賃金と物価の好循環が強まっていくことを確認することが重要」
「来年の春闘が重要な要素の1つ」
9日17:39
「基調的な物価上昇率はなお2%をやや下回る」
「超緩和政策の解除は深刻な課題」
「中銀は利上げには注意深く動く」

9日18:05 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「インフレ率を下げるために、英国の金融政策は引き締めを維持する必要がある」
「賃金が適切な水準に戻るには長い期間を要する」

10日00:59 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「インフレ率が2%になると確信できるまでは制限的な状態を継続する」

10日03:14 パエゼ米セントルイス連銀総裁代理
「インフレ鈍化の進展が鈍った場合に金利をさらに引き上げる用意をしておくべき」

10日04:00 メキシコ中銀声明
「理事会はメキシコにおけるインフレ解消プロセスの進展を認識」
「見通しは依然として厳しいと判断」
「金融政策スタンスは、インフレ率が予測期間内に3%の目標に収束するために必要な軌道にとどまる」
「理事会はインフレ圧力だけでなく、予想されるインフレ経路とインフレ期待に影響を与えるあらゆる要因を徹底的に監視」
「基準金利をしばらくの間現在の水準に維持する必要がある」

10日04:05 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「さらなる引き締めが適切になれば躊躇しない」
「GDPは今後数四半期で減速が見込まれるも、不透明感が強い」
「労働市場はひっ迫しているが、バランスは改善している」

※時間は日本時間

(岩間)
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