今日の株式見通し=小動きか 短縮取引の米国株はまちまち

 東京市場は小動きか。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落。ダウ平均は117ドル高の35390ドルで取引を終えた。感謝祭明けで短縮取引であったが、年末商戦期待からウォルマートなど小売株に資金が向かった。一方、エヌビディア、アルファベット、アップルなどグロース株は売りに押された。ドル円は足元149円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円高の33740円、ドル建てが150円高の33750円で取引を終えた。

 米3指数は、ダウ平均は小幅高、ナスダックは小幅安で推移し、S&P500はプラス圏とマイナス圏を行き来した。ドル円には円高一服感が出てきている一方で、米10年債利回りは上昇している。CME225先物からは上昇スタートが見込まれるが、ハイテク株は米金利上昇やナスダック安が逆風となるだけに、全体でも積極的に上値を追うような地合いにはなりづらいとみる。本日の米国株の動向を見極めたいところで、場中は早い時間にこう着感が強まるだろう。日経平均の予想レンジは33550円-33850円。
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