東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り一服

 27日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。17時時点では149.02円と15時時点(149.13円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。東京午前では一時4.51%まで上昇した時間外の米10年債利回りが、4.47%台まで低下したことで、ドル円は一時148.78円までじり安になった。しかし、売りも一服となり、再び149円台に戻した。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0947ドルと15時時点(1.0949ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下とともにユーロドルも1.0959ドルまで小幅に上値を広げたが、ドル売りの流れも長くは続かず1.09ドル半ばでのもみ合いになっている。

 ユーロ円は上値が重い。17時時点では163.13円と15時時点(163.29円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の売りが先行すると、ユーロ円も連れて163円を割り込む場面もあったが、ユーロドルにも買いが入ると163円台に戻した。もっとも、戻しも浅く上値が重い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.78円 - 149.67円
ユーロドル:1.0927ドル - 1.0959ドル
ユーロ円:162.94円 - 163.72円

(松井)
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