東京外国為替市場概況・12時 ドル円、一時148円割れ

 28日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では148.07円とニューヨーク市場の終値(148.69円)と比べて62銭程度のドル安水準だった。148.03円まで下落後に148.30円台まで戻したが上値は重く、その後再び下落すると147.98円まで下値を広げて21日以来の安値を付けた。前日からのドル売り・円買いの流れが続いたほか、小高く始まった日経平均が下げに転じたことも重しとなった模様である。

 ユーロ円はつれ安。12時時点では162.25円とニューヨーク市場の終値(162.87円)と比べて62銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げに連れる形で、162.21円まで下落して日通し安値をわずかに更新した。

 ユーロドルは様子見。12時時点では1.0957ドルとニューヨーク市場の終値(1.0954ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。手掛かり材料に乏しい中、1.09ドル台半ばで方向感が定まらなかった。

今日これまでの参考レンジ
ドル円:147.98円 - 148.70円
ユーロドル:1.0949ドル - 1.0963ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.95円


(川畑)
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