東京外国為替市場概況・10時 ドル円、軟調
28日の東京外国為替市場でドル円は軟調。10時時点では148.14円とニューヨーク市場の終値(148.69円)と比べて55銭程度のドル安水準だった。昨日安値148.55円を割り込むと徐々に下値を広げて148.08円まで下落し、22日安値148.02円に迫った。
時間外の米10年債利回りは上昇して始まったものの上げ幅は限定的であり、ドルは買いづらいままだった。スポット応当日が月末で本邦実需勢のドル売りが持ち込まれたとの声も聞かれた。また、日経新聞の記事「マイナス金利解除、日銀が地ならし」が一部で意識され、円買いに繋がったか。
ユーロ円は弱含み。10時時点では162.33円とニューヨーク市場の終値(162.87円)と比べて54銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円高推移に追随し、弱い豪経済指標の発表後に下落した豪ドル円にもつれ安となり、一時162.25円まで売られた。
豪ドル円は98円前半から97.89円まで売られた。プラス予想だった10月豪小売売上高(前月比)の結果が-0.2%と弱かったことに反応した。
ユーロドルはやや伸び悩み。10時時点では1.0958ドルとニューヨーク市場の終値(1.0954ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。昨日高値1.0959ドルを超えて1.0962ドルまで買われるも、一巡後はユーロ円の売りに頭を抑えられた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.08円 - 148.70円
ユーロドル:1.0949ドル - 1.0962ドル
ユーロ円:162.25円 - 162.95円
(小針)
時間外の米10年債利回りは上昇して始まったものの上げ幅は限定的であり、ドルは買いづらいままだった。スポット応当日が月末で本邦実需勢のドル売りが持ち込まれたとの声も聞かれた。また、日経新聞の記事「マイナス金利解除、日銀が地ならし」が一部で意識され、円買いに繋がったか。
ユーロ円は弱含み。10時時点では162.33円とニューヨーク市場の終値(162.87円)と比べて54銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の円高推移に追随し、弱い豪経済指標の発表後に下落した豪ドル円にもつれ安となり、一時162.25円まで売られた。
豪ドル円は98円前半から97.89円まで売られた。プラス予想だった10月豪小売売上高(前月比)の結果が-0.2%と弱かったことに反応した。
ユーロドルはやや伸び悩み。10時時点では1.0958ドルとニューヨーク市場の終値(1.0954ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。昨日高値1.0959ドルを超えて1.0962ドルまで買われるも、一巡後はユーロ円の売りに頭を抑えられた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.08円 - 148.70円
ユーロドル:1.0949ドル - 1.0962ドル
ユーロ円:162.25円 - 162.95円
(小針)