東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、弱含み

 30日午後の東京外国為替市場でユーロドルは弱含み。17時時点では1.0951ドルと15時時点(1.0972ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。ドイツの小売売上高は市場予想を上回ったものの、フランスの消費者物価指数(CPI)が予想を下回りマイナスに転じたことや、消費支出、卸売物価指数(PPI)、7-9月期国内総生産(GDP)改定値も軒並み弱い結果となった。ユーロドルは上値が重い基調が続いていたが、この結果を受けて1.0941ドルまで弱含んだ。

 ドル円は上値抑えられる。17時時点では147.06円と15時時点(147.03円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。ユーロに対してドル買いが進むと、ドル円も連れて147.27円まで強含んだ。もっとも、ユーロ円の売りも重しになり、ドル円の上値を抑えられている。

 ユーロ円はじり安。17時時点では161.05円と15時時点(161.32円)と比べて27銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げに連れてユーロ円も161.00円までじり安。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.85円 - 147.27円
ユーロドル:1.0941ドル - 1.0984ドル
ユーロ円:161.00円 - 161.57円


(松井)
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