東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

 13日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では145.52円とニューヨーク市場の終値(145.45円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。日銀短観の大企業製造業DIが市場予想を上回ると一時145.19円まで下落。しかし、先行きは予想を下回るなどまちまちな結果だったことが分かると下げ渋った。その後は本邦長期金利が低下していることや、値ごろ感もあり徐々に買いが優勢となり、東京仲値にかけては145.60円まで買い戻された。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0794ドルとニューヨーク市場の終値(1.0794ドル)とほぼ同水準だった。対円でのドル買いに多少は連れた動きを見せる場面もあったが、小幅なレンジでの取引は変わらず。

 ユーロ円は小高い。10時時点では157.06円とニューヨーク市場の終値(157.00円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れた動きとなり、156.78円まで下落後、157.15円まで買い戻され小高く推移。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.19円 - 145.60円
ユーロドル:1.0791ドル - 1.0800ドル
ユーロ円:156.78円 - 157.15円


(松井)
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