ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では145.25円と22時時点(145.68円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。11月米卸売物価指数(PPI)が前月比横ばい/前年同月比0.9%と予想の前月比0.1%/前年同月比1.0%より弱い内容となったほか、エネルギーと食品を除くコア指数も前月比横ばい/前年同月比2.0%と予想の前月比0.2%/前年同月比2.2%を下回ったことが分かると、米長期金利の低下とともにドル売りが広がった。23時過ぎには一時145.04円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0790ドルと22時時点(1.0782ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準となった。米PPIの下振れを受けてドル売りが先行すると一時1.0809ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0827ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では156.73円と22時時点(157.07円)と比べて34銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた円買い・ユーロ売りが入ると一時156.62円と本日安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.04円 - 145.99円
ユーロドル:1.0773ドル - 1.0809ドル
ユーロ円:156.62円 - 157.48円


(中村)
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