14日の主な要人発言(時間は日本時間)

14日17:37 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)声明
「インフレ圧力はわずかに低下したが、不確実性は依然として高い」
「SNBはインフレの推移を引き続き注意深く監視していく」
「インフレが中期的に物価安定と一致する範囲内にとどまるように、必要に応じて金融政策を調整する」

14日18:17 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「SNBはもはや通貨売りに注力していない」
「インフレは今後数カ月で上昇する可能性がある」
「インフレの上振れと下振れリスクの評価はバランスがとれている」

14日21:06 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
「MPCは6対3で5.25%の据え置きを決定」
「最新の予測ではCPIインフレ率は2025年末までに2%の目標に戻り、その後は目標を下回る」
「現在の金融政策スタンスは制限的」
「持続的なインフレ圧力と経済全体の回復力の兆候を引き続き注意深く監視していく」
「中期的にインフレ率を持続的に2%の目標に戻すために、十分な期間にわたって十分に制限的である必要がある」
「委員会は金融政策を長期間にわたって制限的にする必要がある可能性が高いと引き続き判断している」
「より持続的なインフレ圧力の証拠があれば、金融政策のさらなる引き締めが必要となるだろう」

14日21:54 ベイリーBOE総裁
「金利がピークアウトしたとは言えない」
「近く利下げがあるか憶測するのは時期尚早」

14日22:20 欧州中央銀行(ECB)声明
「金利水準は十分に長い期間維持される必要がある」
「インフレは短期的には一時的に上昇する可能性」
「2024年のインフレ予想を+3.2%から+2.7%に下方修正」
「2024年上半期もPEPP再投資を継続」
「PEPP再投資のペースは来年下期に減少、年末には停止」
「2024年のGDP見通しを+1.0%から+0.8%へ下方修正」

14日22:56 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「労働市場は引き続き経済を支えている」
「サービス活動は今後数カ月で緩和する見通し」
「外需の抑制が経済の重しに」
「景気低迷が労働者の需要を減退させている」
「12月のインフレはベース効果で加速する可能性が高い」
「EUの財政枠組み改革に速やかに同意しなければならない」
「インフレは2024年にさらに緩やかに鈍化する見通し」
「経済成長へのリスクは依然下方向に傾いている」
「インフレの下振れリスクには経済の減衰も含まれる」
「リスクには地政学、世界経済の脆弱性が含まれる」
「ECBは時間に依存せず、データに依存する」
「インフレ目標への道筋は以前より平坦」
「絶対に警戒を引き下げるべきではない」
「現在得られている賃金データは低下していない」
「タイムリーな賃金データも必要」
「より明確な把握には賃金データが必要」
「利下げについては全く議論しなかった」
「PEPPのスケジュールは金利とは無関係」
「PEPP再投資の停止は全員が了承した」

15日04:02 メキシコ中銀声明
「金利はしばらくの間現在の水準に維持する必要がある」 
「今回の決定は全会一致」
「2023年第4四半期のインフレ率は4.4%になると予想」
「2024年第4四半期のインフレ率は3.5%になると予想」
「2025年第4四半期のインフレ率は3.1%になると予想」

※時間は日本時間


(中村)
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