東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 20日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では143.93円とニューヨーク市場の終値(143.84円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。10時過ぎに付けた143.72円を下値に、本邦債券利回りの低下基調を眺めながら再び円売りドル買いが強まった。11時過ぎには144円台を回復し、一旦は売りに頭を抑えられるも、前日終値水準の143.80円台では底堅い動きだった。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では157.89円とニューヨーク市場の終値(157.95円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が強含んだ局面では157.96円付近までつれ高となった。しかしながら、日経平均の大幅高でも158円台まで持ち直せず、一巡後は157.80円台でじり安となった。

 ユーロドルはじり安。12時時点では1.0970ドルとニューヨーク市場の終値(1.0981ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。持ち高調整と見られる売りで1.0967ドルまで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.72円 - 144.10円
ユーロドル:1.0967ドル - 1.0985ドル
ユーロ円:157.71円 - 158.12円


(小針)
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