米国債市場概況・21日 10年物国債利回り、3.89%に上昇

 21日の米国債券相場で長期ゾーンは反落。表面利率4.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.05%高い(価格は安い)3.89%で終えた。7-9月期米国内総生産(GDP)確定値など、この日発表の米経済指標がさえない結果となったことを受けて買いが先行。利回りは一時3.8268%前後と7月24日以来約5カ月ぶりの低水準を付けた。ただ、買い一巡後は一転売りが優勢に。米国株相場の上昇で、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。

(中村)
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