米国債市場概況・3日 10年物国債利回り、3.92%に低下

 3日の米国債券相場で長期ゾーンは4営業日ぶりに反発。表面利率4.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は高い)3.92%で終えた。バーキン米リッチモンド連銀総裁が「追加利上げの可能性は依然として選択肢にある」と述べ、市場の早期利下げ観測をけん制すると売りが先行したものの、NY午後に入ると持ち直した。米国株相場の下落を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。


(中村)
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