ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い動き。24時時点では146.74円と22時時点(146.68円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。21時30分前に一時146.79円まで値を上げたものの、一目均衡表雲の上限146.81円がレジスタンスとして意識されると上昇が一服。1月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲43.7と予想の▲5.0を大幅に下回ったことも相場の重しとなり、22時30分過ぎには146.29円付近まで下押しした。
 ただ、欧米株価の下落を背景にリスク・オフのドル買いが入ると再び強含んだ。24時過ぎには一時146.80円と昨年12月7日以来の高値を付けた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。24時時点では1.0873ドルと22時時点(1.0886ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。低調な米経済指標を受けてユーロ買い・ドル売りが先行したものの、株価の下落を背景にリスク・オフのドル買いが入ると上値が重くなった。24時前には一時1.0867ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は頭が重い。24時時点では159.56円と22時時点(159.68円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。23時前に一時159.32円付近まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.59円 - 146.80円
ユーロドル:1.0867ドル - 1.0951ドル
ユーロ円:159.24円 - 159.85円

(中村)
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