東京外国為替市場概況・15時 ドル円、小幅安

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は小幅安。15時時点では148.03円と12時時点(148.12円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。本日はスポット応当日が月末ということで、本邦輸出企業からのドル売り・円買いが持ち込まれたもよう。一時148.00円まで下値を広げた。

 ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.0840ドルと12時時点(1.0844ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。月末や明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、NYカットオプション(1.0825ドル・1.0860ドル)が値動きを抑制する展開が続いた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では160.46円と12時時点(160.62円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が上げ幅を縮小し、中国株がマイナス圏で軟調に推移したことで一時160.45円まで日通し安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.00円 - 148.34円
ユーロドル:1.0839ドル - 1.0858ドル
ユーロ円:160.45円 - 160.84円

(山下)
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