東京外国為替市場概況・12時 ユーロドル、下げ渋り

 6日の東京外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。12時時点では1.0852ドルとニューヨーク市場の終値(1.0857ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。特段の材料がない中で1.0842ドルまでわずかに下値を広げるも、その後は時間外の米10年債利回りは4.14%台に小幅低下するのを眺めて下げ幅を縮小した。

 ユーロ円は戻り鈍い。12時時点では162.68円とニューヨーク市場の終値(162.91円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつれる形で162.65円まで下押して本日安値に並んだ。前日安値162.61円が下値支持として意識されるも、反発力は強まらなかった。

 ドル円は弱含み。12時時点では149.90円とニューヨーク市場の終値(150.05円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。150円を挟んでもみ合う展開が続いたが、米長期金利が低下した影響を受けて149.90円前後までやや値を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.82円 - 150.08円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0860ドル
ユーロ円:162.65円 - 162.93円

(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。