欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下値堅い

 6日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。20時時点では149.74円と17時時点(149.53円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。日銀のマイナス金利解除を巡る報道で149.33円まで下落したものの、「市場では4月会合にも政策修正を予想する声は多い」という状況のなかで売りも続かなかった。その後は149.86円付近まで持ち直す場面もあり、報道による下落分をほぼ取り戻した。

 ユーロ円は反発。20時時点では162.87円と17時時点(162.42円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。一時162.22円まで下落する場面があったが、ドル円とともに買い戻しが強まると一時162.93円と本日高値に面合わせした。

 ユーロドルはじり高。20時時点では1.0877ドルと17時時点(1.0862ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。独長期金利の上昇やユーロ円の反発につれて昨日高値の1.0876ドルを上抜けて1.0880ドルまで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.33円 - 150.08円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0880ドル
ユーロ円:162.22円 - 162.93円


(越後)
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