欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、様子見

 29日の欧州外国為替市場でドル円は様子見。22時時点では150.07円と20時時点(150.10円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。この後に発表が予定されている米1月PCEデフレーターを前に売買を手控えるムードが広がり、150円を挟んで動意の薄い展開が続いた。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0829ドルと20時時点(1.0837ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。独2月消費者物価指数・速報値が予想を下回る伸びにとどまると、22時過ぎに1.0822ドルまで下落して本日安値を付けた。

 ユーロ円は小安い。22時時点では162.50円と20時時点(162.66円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げに連れて162.30円台まで売られるも、一段と売り込む勢いはなく、その後は162.50円を挟んで小動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.61円 - 150.70円
ユーロドル:1.0822ドル - 1.0854ドル
ユーロ円:162.05円 - 163.33円


(川畑)
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