欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、戻り鈍い

 27日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。22時時点では150.22円と20時時点(150.27円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが低下幅を縮小するのを眺めながら一時150.40円付近まで買い戻しが入ったものの、上値は重く安値圏の150.10円台に押し戻された。

 ユーロドルはこう着。22時時点では1.0857ドルと20時時点(1.0851ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の動きに対する反応は鈍く、1.0860ドルを挟んで方向感に乏しい展開となった。

 ユーロ円は小動き。22時時点では163.09円と20時時点(163.07円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に上値は重く、163.21円近辺も戻り高値に163円近辺に押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.12円 - 150.71円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.53円

(川畑)
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