欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 20日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では150.15円と20時時点(150.13円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りの低下を背景にドル売りがやや優勢となる中で150.06円まで下値を広げるも、節目の150円を前に下げ渋った。

 豪ドル円は強含み。米長期金利の低下を受けて豪ドル/ドルが一時0.6566ドルまで上昇して本日高値を更新した影響を受け、98.56円までつれて値を上げた。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0798ドルと20時時点(1.0804ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が低下する一方で独長期金利も低下したため、1.08ドル台に乗せるも本日高値を前に伸び悩んだ。

 ユーロ円は様子見。22時時点では162.13円と20時時点(162.21円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円、ユーロドル共に小動きとなったため、162円台前半で方向感を模索する展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.06円 - 150.44円
ユーロドル:1.0762ドル - 1.0809ドル
ユーロ円:161.73円 - 162.30円

(川畑)
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