欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小幅高

 15日の欧州外国為替市場でドル円は小幅高。22時時点では150.05円と20時時点(150.04円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。本日発表される1月米小売売上高、2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数などを控えて、明日の大きめのNYカットオプション150円付近で動きづらい展開が続いた。

 ユーロドルは強含み。22時時点では1.0745ドルと20時時点(1.0734ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。ラガルドECB総裁やナーゲル独連銀総裁が早期の利下げに否定的な見解を示したことを受け、一時1.0749ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は22時時点では161.23円と20時時点(161.07円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが強含みに推移したことで、161.26円前後まで値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.92円 - 150.58円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0749ドル
ユーロ円:160.92円 - 161.59円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。