ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、小安い

 12日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは小安い。24時時点では1.0917ドルと22時時点(1.0920ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。2月米消費者物価指数(CPI)発表直後は売買が交錯したものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.15%台まで上昇すると再びドル買いが優勢となった。22時30分過ぎには一時1.0902ドルと日通し安値を付けた。ただ、節目の1.0900ドルがサポートとして意識されると下げ渋った。

 ドル円は底堅い。24時時点では147.90円と22時時点(147.64円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。米CPIの上振れをきっかけに一時148.12円と日通し高値を付けたものの、そのあとは147.07円付近まで急失速した。ただ、米長期金利の上昇とともに再びドル買いが強まると147円台後半まで持ち直している。

 ユーロ円は24時時点では161.46円と22時時点(161.23円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出た。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.62円 - 148.12円
ユーロドル:1.0902ドル - 1.0944ドル
ユーロ円:160.28円 - 161.57円


(中村)
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