ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ一服

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げが一服。4時時点では147.76円と2時時点(147.71円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。米30年債入札後に米10年債利回りが上昇幅を縮小してドルが売られたほか、日経新聞電子版で「日銀は来週18-19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するか議論する」と報じられたことで円が買われると、一時147.46円前後まで下落。ただ、売りの勢いが一服すると147.80円前後まで買い戻された。

 ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.0951ドルと2時時点(1.0949ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けて1.0964ドルまで上昇して日通し高値を更新するも、買いが一巡後するとやや押し戻された。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では161.81円と2時時点(161.72円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて161.50円台に下落後に161.80円台に切り返すなど、主体性を欠く動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.24円 - 148.05円
ユーロドル:1.0920ドル - 1.0964ドル
ユーロ円:160.90円 - 161.95円


(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。