東京外国為替市場概況・17時 ポンドドル、神経質

 20日午後の東京外国為替市場でポンドドルは神経質な値動き。2月英消費者物価指数(CPI)や同コア指数が市場予想をわずかに下回る結果となったことを受けて、一時1.2700ドルまで本日安値を更新した。その後はすぐに1.2730ドルの高値まで切り返すなど英CPIに対する反応は一時的なものにとどまったが、一巡後は再び1.2710ドル台まで下押し。総じて1.27ドル台前半のレンジ内で神経質に上下した。

 ドル円は伸び悩み。17時時点では151.48円と15時時点(151.53円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りがやや低下したことをながめ、151.34円付近まで持ち高調整売りが出た。

 ユーロ円も伸び悩み。17時時点では164.58円と15時時点(164.65円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。15時30分過ぎに164.74円まで上値を伸ばしたが、その後はドル円の下げにつれて買い一服となった。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0865ドルと15時時点(1.0865ドル)とほぼ同水準だった。1.0870ドルを挟んだ狭い値幅での小動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.77円 - 151.58円
ユーロドル:1.0858ドル - 1.0872ドル
ユーロ円:163.83円 - 164.74円

(岩間)
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