ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、こう着

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円はこう着状態。4時時点では151.59円と2時時点(151.58円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。東京午後に再び151円後半の重さを確認したからか、積極的に上値を試す展開ともならず。しかしながら、米利下げ開始時期の後ずれ観測が広まるなかで下値も堅く、小幅なレンジで上下が続いた。
 なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の発言「FF金利を調整する緊急性はない」が伝わっている。

 ユーロドルは上昇一服。4時時点では1.0763ドルと2時時点(1.0768ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。NY午後に入り、1.0760ドル台で動意が徐々に薄まっていった。
 他、スイスフランが弱含み、対ユーロでは0.9775フランまでフラン安に振れた。対ドルでも0.9080フラン台と本日のフラン安水準0.9091フランに迫った。

 ユーロ円はやや伸び悩み。4時時点では163.17円と2時時点(163.23円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。23時台につけた本日高値163.33円を前に持ち高調整と見られる売りに押された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.47円 - 151.80円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0779ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.33円


(小針)
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