ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小幅安
29日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅安。24時時点では151.24と22時時点(151.22円)と比べて2銭程度のドル高水準だったが、23時30分前に一時151.18円と日通し安値を付ける場面があった。米商務省が発表した2月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)で変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前月比0.3%/前年比2.8%と市場予想通りの結果となった。ただ、3月中旬に発表された2月米消費者物価指数(CPI)や2月米卸売物価指数(PPI)が予想より強い内容だったことから、米連邦準備理事会(FRB)が重視する米PCEデフレーターの上振れを警戒する向きは多く、結果公表後はドル売りで反応した。
もっとも、本日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で欧州やカナダが休場、米国も株式・債券・商品市場が休場だったことから市場参加者が激減し商いは低調。一本調子で下落する展開にはなっていない。
ユーロドルは24時時点では1.0794ドルと22時時点(1.0798ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米インフレ指標発表後に一時1.0805ドルまで買われたあとは徐々に値動きが細った。なお、市場では「このあとのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に注目している」との声が聞かれた。
ユーロ円は24時時点では163.22円と22時時点(163.25円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.18円 - 151.50円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0805ドル
ユーロ円:162.94円 - 163.43円
(中村)
もっとも、本日は聖金曜日の祝日(グッドフライデー)で欧州やカナダが休場、米国も株式・債券・商品市場が休場だったことから市場参加者が激減し商いは低調。一本調子で下落する展開にはなっていない。
ユーロドルは24時時点では1.0794ドルと22時時点(1.0798ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。米インフレ指標発表後に一時1.0805ドルまで買われたあとは徐々に値動きが細った。なお、市場では「このあとのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に注目している」との声が聞かれた。
ユーロ円は24時時点では163.22円と22時時点(163.25円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.18円 - 151.50円
ユーロドル:1.0768ドル - 1.0805ドル
ユーロ円:162.94円 - 163.43円
(中村)