ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、売り優勢

 4日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は売りが優勢。4時時点では164.05円と2時時点(164.66円)と比べて61銭程度のユーロ安水準だった。寄り付きから底堅く推移していた米株が一転軟調となり、ダウ平均は400ドル超安まで下げ幅を広げた。中東の地政学リスクの高まりも嫌気され、リスク回避の円買いが強まり163.97円までユーロ安円高に振れている。ポンド円も191.19円まで下値を広げ、豪ドル円は99.70円まで下押しした。

 ドル円は軟調。4時時点では151.20円と2時時点(151.64円)と比べて44銭程度のドル安水準だった。株安、債券高(金利は低下)とリスクオフの様相が強まるなか、昨日安値151.44円を下抜けると下げ足を速めた。一時151.12円までドル安円高が進んだ。

 ユーロドルは上値が重い。4時時点では1.0849ドルと2時時点(1.0859ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落に引きずられ、1.0840ドル台まで上値を切り下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.12円 - 151.77円
ユーロドル:1.0833ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:163.97円 - 164.92円


(小針)
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