ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、底堅い

 8日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い動き。24時時点では1.0853ドルと22時時点(1.0834ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。一時は4.4621%前後と昨年11月以来の高水準を付けた米10年債利回りが4.40%台まで上昇幅を縮めたことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行。前週末の高値1.0848ドルを上抜けて一時1.0856ドルまで値を上げた。

 ドル円は上値が重い。24時時点では151.81円と22時時点(151.87円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。米長期金利が上昇幅を縮めると円買い・ドル売りがじわりと強まり、23時前に151.72円付近まで下押しした。

 ユーロ円は堅調。24時時点では164.77円と22時時点(164.55円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、欧米株価の上昇に伴う買いが入ると一時164.82円と日通し高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.57円 - 151.94円
ユーロドル:1.0821ドル - 1.0856ドル
ユーロ円:164.19円 - 164.82円


(中村)
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