米国債市場概況・10日 10年物国債利回り、4.54%に上昇
10日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅反落。表面利率4.000%の10年物国債利回りは前営業日比0.18%高い(価格は安い)4.54%で終えた。3月米消費者物価指数(CPI)の上振れをきっかけに、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が遅れるとの見方が一段と強まると債券売りが広がった。10年債入札が「低調」と受け止められたことも相場の重しとなり、利回りは一時4.5660%前後と昨年11月14日以来の高水準を付けた。
(中村)
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