12日の主な要人発言(時間は日本時間)

12日08:54 鈴木財務相
「(為替市場について)過度な変動は好ましくない」
「円安にはプラスマイナス双方の影響がある」
「財務官とも常に連絡を取り合い高い緊張感をもって注視」
「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応」
「G20では過去にキャピタルフライトについて議論したことがあり、ドル高について議論あり得る」
「足元の円安の要因、一概に申し上げるのは難しい」
「日銀保有ETFの取り扱い、日銀が検討する事柄」
「日銀のマイナス金利修正、金利差縮小で円高に振れる要因ある」
「為替相場、金融政策変更の要因あるが国際収支・物価・市場センチメント・投機的な動きなどある」
「実質金利は為替に影響するファンダメンタルズのひとつ」
「金融緩和は日銀の責任において決めるもの、日銀の独立性を尊重したい」

12日14:12 カザークス・ラトビア中銀総裁
「利下げの時が近づいている」
「サプライズがなければ6月に利下げ」

12日15:28 コテキ・ポーランド中銀金融政策審議委員
「2025年初旬の利下げを予想」

12日16:48 ブレマン・スウェーデン中銀(リクスバンク)副総裁
「段階的で慎重な利下げが主なシナリオ」

12日19:33 コリンズ米ボストン連銀総裁
「利上げは基本シナリオではないが完全には排除されていない」
「今年は2回の利下げが可能」
「インフレ圧力は年後半に和らぐと予想」
「いつ利下げを開始できるかを事前に判断することはできない」
12日22:18
「労働市場が健全でもインフレは低下するが、時間がかかる」
「インフレは低下すると非常に楽観的にみている」
「賃金の伸びは依然としてインフレ率が2%に向けて低下していることと一致」
「ある時点で緩和するのが適切だが、まだその時点には達していない」
「基本的には今年後半に利下げ」
「FRBの政策はデータに依存」
「利下げの緊急性はない」

13日01:41 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「FRBはインフレ率を目標まで下げなければならない」
「FRBが将来の会合で何をするかについて制約を設けることは好まない」
「インフレの最後の1マイルの問題は少し難しい」
「インフレに関しての当面の最も重要な数字は、住宅に何が起きているかだ」
「中東の不安定は、原油価格とガスという点でFRBにとって不確定要素だ」
「FRBは二重の使命に従い、政治的懸念には反応しない」
「個人的には政治的な圧力は感じていない。FRBは雇用と物価の二重の使命に従っている」

13日02:41 シュミッド米カンザスシティー連銀総裁
「現在の金融政策のスタンスは適切である」
「インフレ率が2%に低下することが明確になるまで金利については忍耐強くあるべき」
「インフレは依然として高すぎる」
「FRBのバランスシートはさらに縮小するべき」

13日04:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「インフレ緩和は続くものの、そのペースは予想よりも遅い可能性」
「2024年の見通しは年末に向けて1回の利下げ」
「私は利下げを急いでいない」

13日04:36 バイデン米大統領
「我々はイスラエル防衛に専念している。イランは成功しないだろう」
「イランが遅かれ早かれイスラエルを攻撃すると予想」
「(イランへのメッセージとの質問に)やめろ(Don't)」

13日04:46 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「政策金利を調整する緊急性は全くない」
「労働市場は堅調で、インフレ率は昨年ほど急速に低下していない」
「利下げを検討する前に、インフレ率が2%に向けて低下していることを完全に確信する必要がある」

※時間は日本時間


(中村)
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