今日の株式見通し=小動きか 米国株は方向感なくまちまち
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は63ドル高の37798ドルで取引を終えた。ダウ平均は決算が好感されたユナイテッドヘルスが大幅高となり、概ねプラス圏で推移。S&P500とナスダックはプラス圏とマイナス圏を行き来しており、総じて方向感には乏しかった。パウエルFRB議長が利下げ時期が遅れる可能性を示唆しており、このことが上値を抑えたが、現状追認の内容で、改めて大きく売られる材料にはならなかった。米金利は上昇しており、2年債利回りは5%台に乗せる場面があった。ドル円は足元154円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて75円高の38465円、ドル建てが105円高の38495円で取引を終えた。
米3指数は最も振れ幅が大きかったS&P500でも0.2%安にとどまっており、手がけづらさが意識される1日になるだろう。米国株が一段安とならなかったことは安心材料となるが、米金利は上昇しており、マーケットの懸念材料は払しょくされていない。強弱感が交錯する中、場中は下に値幅が出れば押し目買いが入り、上に値幅が出れば戻り売りに押され、米国同様に方向感のない動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38300円-38700円。
米3指数は最も振れ幅が大きかったS&P500でも0.2%安にとどまっており、手がけづらさが意識される1日になるだろう。米国株が一段安とならなかったことは安心材料となるが、米金利は上昇しており、マーケットの懸念材料は払しょくされていない。強弱感が交錯する中、場中は下に値幅が出れば押し目買いが入り、上に値幅が出れば戻り売りに押され、米国同様に方向感のない動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38300円-38700円。