東京外国為替市場概況・17時 ドル円 底堅い

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では154.47円と15時時点(154.33円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。中東の緊迫化を背景としたリスク回避の円買いが後退し、154.53円近辺まで持ち直した。一部の報道によると、イランはイスラエルへの再攻撃を「現時点では検討していない」と伝わっている。時間外の米10年債利回りは4.60%台まで下げ幅を縮小した。
 
 ユーロドルはじり高。17時時点では1.0655ドルと15時時点(1.0630ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。中東情勢をめぐるリスクオフの動きが後退し、1.0659ドルまで小反発した。

 ユーロ円は買い優勢。17時時点では164.59円と15時時点(164.06円)と比べて53銭程度のユーロ高水準だった。リスクオフの円買いが緩むなか、ユーロドルのじり高も支えに一転164.67円まで日通しの高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.59円 - 154.67円
ユーロドル:1.0611ドル - 1.0659ドル
ユーロ円:163.02円 - 164.67円

(金)
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