ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、小高い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。2時時点では154.79円と24時時点(154.73円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。手掛かり材料は乏しかったものの、欧米株価指数の上昇を支えに投資家のリスク志向改善を意識した買いが入り、一時154.85円と1990年6月以来の高値を更新した。もっとも、ノックアウトオプションが観測されている節目の155.00円が迫る中で、積極的に上値を試す展開にはなっていない。

 ユーロ円はしっかり。2時時点では164.84円と24時時点(164.71円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。株高を手掛かりにした円売り・ユーロ買いが進み、164.90円台まで買い戻しが入った。

 ユーロドルは2時時点では1.0649ドルと24時時点(1.0645ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.0640ドル台のレンジ内推移が中心となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.46円 - 154.85円
ユーロドル:1.0624ドル - 1.0671ドル
ユーロ円:164.40円 - 165.10円

(岩間)
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