欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 30日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では157.45円と20時時点(156.92円)と比べて53銭程度のドル高水準だった。1-3月期米雇用コスト指数が前期比+1.2%と予想の+1.0%を上回ったことで、一時157.50円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0700ドルと20時時点(1.0728ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。予想を上回った1-3月期米雇用コスト指数を受けて、1.0690ドルまで下落し、本日の安値に面合わせした。
 ポンドドルは1.2503ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は強含み。22時時点では168.38円と20時時点(168.24円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、168.50円まで上値を伸ばした。

 カナダドルは2月カナダ国内総生産(GDP)が予想より弱かったことで弱含み。対ドルでは1.3739カナダドルまで米ドル高・カナダドル売りが進行、カナダドル円も一時114.56円前後まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.07円 - 157.50円
ユーロドル:1.0690ドル - 1.0735ドル
ユーロ円:167.23円 - 168.50円

(山下)
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