ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下値堅い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。2時時点では155.63円と24時時点(155.54円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。低調な米労働指標をきっかけとした売りは155.44円付近までにとどまり、一巡後は155.70円台まで切り返すなど、依然として押し目買い意欲の強さが窺われる。

 ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.0776ドルと24時時点(1.0776ドル)とほぼ同水準だった。ドル売りの流れに沿って1.0782ドルまで上昇する場面があったが、7日高値の1.0787ドルや6日高値の1.0791ドルが目先のレジスタンスとして意識されると買いの勢いは落ち着いた。

 ユーロ円は底堅い。2時時点では167.70円と24時時点(167.62円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ダウ平均が200ドル超上昇するなど株高を支えに一時167.75円まで日通し高値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:155.17円 - 155.95円
ユーロドル:1.0724ドル - 1.0782ドル
ユーロ円:166.75円 - 167.75円


(越後)
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