米国債市場概況・9日 10年物国債利回り、4.45%に低下

 9日の米国債券相場で長期ゾーンは上昇。この日から長期金利の指標となった表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は高い)4.45%で終えた。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことが分かると、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを実施するとの観測が高まり買いが優勢となった。米30年債入札が「堅調」と受け止められたことも相場の支援材料。

(中村)
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