東京外国為替市場概況・10時 ドル円、堅調

 20日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では155.87円とニューヨーク市場の終値(155.65円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。5・10日(ゴトー日)の東京仲値の値決めにかけてのドル買い需要もあり、10時過ぎには155.94円まで上値を広げ堅調な動き。クロス円の買い意欲が強かったことも、ドル円を下支えした。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0875ドルとニューヨーク市場の終値(1.0869ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の買いで小高く推移しているが、値幅は限られたまま。

 ユーロ円は強含み。10時時点では169.50円とニューヨーク市場の終値(169.17円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が大幅に反発し3万9000円台を回復したことも支えになり、10時過ぎには169.58円まで強含んだ。また、他のクロス円もNZドル円は2007年以来となる95.62円まで、ランド円は2022年以来の高値8.59円に上昇した。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.48円 - 155.94円
ユーロドル:1.0863ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:168.99円 - 169.58円


(松井)
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