ドル円 156.35円近辺、昨日の高値を試せず失速

 ドル円は時間外の米長期金利の上昇も支えに一時156.47円まで上値を伸ばしたが、昨日の高値156.55円を試す動きには持ち込めず156.35円近辺に押し戻された。本邦長期金利が11年ぶりに1%台に乗せたことや、日本当局の円買い介入継続への警戒感も根強いことで、積極的に上値を試す動きにもなりにくい。
 ポンドは予想比上振れの英4月消費者物価指数(CPI)を手がかりとした買いが継続し、ポンドドルは1.2761ドル、ポンド円は199.54円まで一段高となり、ユーロポンドは0.8512ポンドまでポンド高が進んだ。

(金)
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