東京外国為替市場概況・12時 ドル円 上値重い

 22日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。12時時点では154.39円とニューヨーク市場の終値(154.54円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。日経平均の堅調な動きも支えに9時過ぎにつけた153.97円を安値に緩やかに買い戻しが継続。ただ、ロシアとウクライナの応酬激化への警戒感が強いこともあり、戻りは154.50円手前とNY終値を下回った水準で上値の動きが続いている。

 ユーロ円もショートカバーが一服。12時時点では161.69円とニューヨーク市場の終値(161.87円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。161.20円を安値に日経平均の上げ幅拡大の動きも支えに進んだショートカバーは161.77円近辺で一服し、161.70円前後で値動きがいったん落ち着いている。

 ユーロドルは12時時点では1.0473ドルとニューヨーク市場の終値(1.0474ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。昨日につけた昨年10月4日以来の安値1.0462ドルを前に下げ渋るも、1.0470ドル近辺でこう着と戻りの鈍い動きが続いている。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 154.56円
ユーロドル:1.0467ドル - 1.0478ドル
ユーロ円:161.20円 - 161.93円

(金)
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