東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り
22日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では154.32円とニューヨーク市場の終値(154.54円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。注目された10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く総合)は前年比2.3%上昇と前回から鈍化したものの、市場予想は0.1ポイント上回った。結果発表後は暫くもみ合っていたドル円だが、本邦長期金利の上昇を受けて円買いが徐々に強まった。9時過ぎには153.97円までドル安円高に振れている。
もっとも昨日安値153.91円が目先の支持水準として意識されて下げ渋ると、週末の東京仲値に向けて154円台で下値を切り上げる展開に。一時154.41円付近まで持ち直した。
ユーロ円は下落一服。10時時点では161.66円とニューヨーク市場の終値(161.87円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に本邦インフレの予想比上振れを受けて徐々に円高が進行し、一時161.20円まで下値を広げた。もっとも一巡後は、強含む日経平均も支えとなり切り返す展開に。仲値にかけてドル円が上昇したことにもつれて、161.70円台まで買い戻された。
ユーロドルは10時時点では1.0475ドルとニューヨーク市場の終値(1.0474ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.0467ドルまで下押すも、昨日つけた1.0462ドルを前に売りの勢いは強まらなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 154.56円
ユーロドル:1.0467ドル - 1.0478ドル
ユーロ円:161.20円 - 161.93円
(小針)
もっとも昨日安値153.91円が目先の支持水準として意識されて下げ渋ると、週末の東京仲値に向けて154円台で下値を切り上げる展開に。一時154.41円付近まで持ち直した。
ユーロ円は下落一服。10時時点では161.66円とニューヨーク市場の終値(161.87円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に本邦インフレの予想比上振れを受けて徐々に円高が進行し、一時161.20円まで下値を広げた。もっとも一巡後は、強含む日経平均も支えとなり切り返す展開に。仲値にかけてドル円が上昇したことにもつれて、161.70円台まで買い戻された。
ユーロドルは10時時点では1.0475ドルとニューヨーク市場の終値(1.0474ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.0467ドルまで下押すも、昨日つけた1.0462ドルを前に売りの勢いは強まらなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.97円 - 154.56円
ユーロドル:1.0467ドル - 1.0478ドル
ユーロ円:161.20円 - 161.93円
(小針)