欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、いったん下げ止まり

 21日の欧州外国為替市場でドル円はいったん下げ止まり。20時時点では140.99円と17時時点(140.55円)と比べて44銭程度のドル高水準だった。ドルの信認低下が意識されるなか進んだ売りは、140.48円まで下落幅を広げたところで一巡。依然として安値圏の動きともいえるが、141円近辺まで戻した。

 ユーロドルは頭打ち。20時時点では1.1523ドルと17時時点(1.1555ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ安水準だった。1.1573ドルまで上値を伸ばした後は、ドル売り一服でユーロ安・ドル高方向へ揺り戻し。1.1520ドル台へ下押した。

 ユーロ円も伸び悩む。20時時点では162.47円と、17時時点(162.41円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。162.67円まで上値を広げたものの、ユーロドルの頭打ちをにらみユーロ円の上昇も一服。162.32円前後へ下振れる場面もあった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.48円 - 142.25円
ユーロドル:1.1383ドル - 1.1573ドル
ユーロ円:161.65円 - 162.67円


(関口)
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