ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下値堅い

 28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。24時時点では156.86円と22時時点(156.67円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。22時30分前に一時156.59円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。5月米消費者信頼感指数が102.0と予想の95.9を上回ったことも相場の支援材料となり、156.96円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0875ドルと22時時点(1.0876ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。20時30分前に一時1.0889ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が上昇に転じると一転ユーロ売り・ドル買いが優勢に。予想を上回る米経済指標も相場の重しとなり、一時1.0858ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は24時時点では170.59円と22時時点(170.40円)と比べて19銭程度のユーロ高水準。22時30分過ぎに170.31円付近まで下押ししたものの、売りが一巡すると徐々に強含んだ。ドル円の持ち直しにつれた。
 ポンド円は堅調だった。4月29日の高値200.55円を上抜けて一時200.63円と2008年8月以来の高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.59円 - 156.99円
ユーロドル:1.0855ドル - 1.0889ドル
ユーロ円:170.28円 - 170.74円


(中村)
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