29日の主な要人発言(時間は日本時間)

29日10:38 安達日銀審議委員
「当面は緩和的な金融環境が継続」
「物価目標達成まで緩和的な金融環境維持が重要」
「物価目標実現確度高まっているが、確信持てる状況ではない」
「経済回復に水差す拙速な利上げは絶対に避けなければならない」
「国債買い入れは段階的に減額していくことが望ましい」
「下振れリスク配慮しすぎると、急激な引き締めを余儀なくされる」
29日14:43
「長期金利をより注意深くモニタリングしていく」
「(国債買い入れの減額について)政策意図を持って行ったわけではない」
「円安が長期化すれば当然物価に影響は出る」
「(為替について)現時点で影響あるなしの言及はできない」
「円安対応、長期の予想インフレ率上振れなど影響出てくれば考える」

29日16:26 日本銀行
「24年3月末の国債含み損9兆4337億円=23年9月末は10兆5000億円」
「24年3月末のETF含み益37兆3120億円=23年9月末は23兆5794億円」
「23年度の経常利益は4兆6399億円、 1998年度以降で最大」

29日16:41 リクスバンク(スウェーデン中銀)
「政策金利が長期に渡り高水準で維持された場合、金融システムへの圧力が高まる」
「住宅市場の根本的な問題に対処するには構造改革が必要」

29日17:37 シムシェキ・トルコ財務相
「9月時点でインフレ率が40%台になる可能性」
「必要であれば、流動性を吸収するため借り入れを行う」
「2025年の財政赤字対GDP比を3%未満に抑える決意」

30日03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動は4月上旬から5月中旬にかけて拡大を続けたものの、状況は地区によって異なる」
「ほとんどの地区はわずかな成長または緩やかな成長を報告、2地区は活動に変化がないと報告した」
「不確実性の高まりと下振れリスクの増大が報告される中、全体的な見通しはやや悲観的になった」
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「雇用は全体的にわずかに増加」
「8地区は雇用がわずかから緩やかに増加したと報告、4地区は雇用に変化はなかったと報告」
「賃金の伸びは概ね緩やかであったが、いくつかの地区はより緩やかな増加を報告」
「いくつかの地区は賃金の伸びがパンデミック前の歴史的な水準にあるか、その水準に向けて正常化しつつあると報告」
「物価は緩やかなペースで上昇した」
「物価の上昇は短期的には緩やかなペースで続くと予想」

※時間は日本時間


(中村)
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