今日の株式見通し-軟調か 米長期金利が上昇しダウ平均が大幅安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は411ドル安の38441ドルで取引を終えた。早期の利下げに対する期待が後退する中、7年債の入札が低調と受け止められたことなどから10年債利回りは4.6%台に乗せた。長期金利上昇を嫌気してリスク回避ムードが強まり、幅広い銘柄が売りに押された。ドル円は足元157円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて175円安の38315円、ドル建てが165円安の38325円で取引を終えた。
日本も米国同様にリスク回避姿勢が強まると予想する。ダウ平均が大きく下げているのに米長期金利が下がらないため、「悪い金利上昇」が進行しているとの警戒が高まりやすい局面。日本も長期金利の上昇が株価の重荷となっており、買い手控えムードが強まるだろう。CME225先物からは日経平均は節目の38500円を大きく下回るスタートが想定される。きのう大きく下げている分、下値は拾われるだろうが、腰の入った買いは入りづらく、場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38600円。
日本も米国同様にリスク回避姿勢が強まると予想する。ダウ平均が大きく下げているのに米長期金利が下がらないため、「悪い金利上昇」が進行しているとの警戒が高まりやすい局面。日本も長期金利の上昇が株価の重荷となっており、買い手控えムードが強まるだろう。CME225先物からは日経平均は節目の38500円を大きく下回るスタートが想定される。きのう大きく下げている分、下値は拾われるだろうが、腰の入った買いは入りづらく、場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38600円。